あなたはどんな方法で英単語を覚えていますか？
昔は単語帳が主流だった
わたしが学生だった頃は手のひらに収まるサイズの単語帳に、表面に日本語を書いて裏面には英単語を書く。それで通学時間に電車の中でペラペラとめくっていたものです。
しかし、この方法は文字と文字を頭の中でつなぎ合わせる方法なので、実は一番効率が悪い方法だったんですね。
文字より写真や絵で覚える
海外で最近になって話題になっているのが、学習したい単語は写真か絵にして、裏面に学習したい単語を書くという方法です。
例えば表面には机の写真か絵を貼り付けて、裏面にはdeskと書いておきます。
実際にやってみると理にかなっているというか、面白いように単語を覚えることができます。私たちが日本語を話すときでも、机のことを話すときは「机」という漢字ではなく絵を思い浮かべているはずです。
頭の構造を上手く利用した暗記方法なので、覚えられないはずがないんですね。
ところがこの暗記方法には欠点があって、覚えたい英単語の数だけ写真や絵を集めたり書いたりしないといけないことです。1,000個の英単語を覚えるには1,000枚の紙と写真や絵を揃える必要があるので、現実的ではありません。
無料で使えるアプリを使おう
そこで利用したいのが、パソコンやスマホで使える無料アプリです。
探せばいろいろなアプリが見つかるでしょうが、私がおすすめしたいのは「Anki」というアプリです。
簡単な操作で単語を追加することができるので、家の中のものだけとか体のパーツだけとか専用の単語帳を作ることもできます。
有志の人たちによって様々な言語の単語帳が用意されていますし、500単語とか10,000単語とか自分のレベルによって選ぶことができます。
単語帳によっては音声が再生されるものもあるので、耳からも学習できて便利です。
ネットで共有できる
さらにAnkiがすごいのはネットに接続することで、自分だけの単語帳や学習の進捗状況を保存できることです。
対応しているのは、Windows・Mac・iPhone-Android･Linux なので、場所も時間も選ばずにまったく同じ学習ができます。
Ankiのサイトは英語版ですが、ページの一番下にあるDownload Ankiの項目から自分が使っている機種をクリックして、ダウンロード->インストールするだけです。
詳しい遣い方については、the right stuffのサイトで丁寧に紹介されています。
