書くトレーニング

鉛筆 ライティング

聴話読書の中で、一番学習時間が少ないのは書くことではないでしょうか。

ライティングの効果とは

私自身の学習時間も聴話読書の通りで、書く時間が圧倒的に少ないです。

書くという行為は物理的に髪と鉛筆を用意して手を動かして書くので、すごく億劫になってしまいます。

私が書くのは音読用の短いセンテンスをノートに書き込むくらいです。1日のうちでも数分しかかかりません。

書くことのメリット

私が学習しているスペイン語の例になりますが、スペイン語は英語と違って「b」「v」に発音の違いがありません。

なので単語を覚えるには、紙に書いて手に覚えさせることが重要になってきます。パソコンのキーボードから入力しているだけではダメです。

これは不思議なことですが、音読用の文章も声に出しながらノートに書くほうが覚えやすくなります。

これは日本語でも同じで、パソコンやスマホからの入力ばかりしていると、漢字を書けなくなってることに気づいたことはありませんか。

そして、日本語から英語に訳すときも、適当に口で話すと案外いい加減なことを言ってたりするものです。

ところが紙に書くとなると状況は変わります。一字一句くわしく見ていくと、複数形の s が抜けているなど小さな間違いがあったりするものです。

より正しく話せるようになるためにも、書く時間は確保したほうがよさそうです。

書き写すだけでもいい

仏教には只管打坐という言葉があります。何も考えずただひたすら座禅するという言葉ですが、音読の元祖である國弘先生もこの考えを取り入れて、ただひたすら音読を続けなさいと言っています。

そして音読だけではなく、筆写もすすめています。

書く時間は音読よりも少ないですが、筆写でより頭に残りやすくなり英語の回路が出来上がるという考え方です。

音読に使っている教材をライティングにも使うことで相乗効果が期待できます。

それもノートに書き写すほうがいいとのこと。実際に筆写をパソコンに打ち込むだけで済ませていた生徒は成績が低かったそうなので、「書く」のは手を動かした方がいいみたいです。

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