効果の高いディクテーションの4ステップ

ライティング

言葉を聞いて筆記するスキル、ディクテーションは、英語学習において非常に効果的な方法の一つです。

ディクテーションの効果

メモを取る場合と同様、言葉を書き取ることで自然に注意力が高まり、高い集中力のまま学習できます。

高い集中力で学習することは、リスニングトレーニングとして非常に効果的で、CDなどを通常のリスニングと比較すると、非常に効果的です。

聞き取り能力の向上はもちろんのこと、内容が記憶しやすいため、語彙力の向上にも役立ちます。毎日少しの時間でも習慣化することをおすすめしますし、たとえ10分でも続けることで確実に成果が現れます。

しかし効果のあるステップを踏まないと、時間ばかりかかって成果が確認できないこともあります。

ディクテーションをやってみよう

ディクテーションの実行手順は以下の通りです。初心者がディクテーションを行う際には、CDが必要です。

    CDの内容を一回聞きます。
    聞き取れた単語から、内容を推測します。
    次に一つのセンテンスを聞き取ります。
    聞き取れた英語を紙に書き出します。

3と4のステップを数回繰り返し行います。スペルミスは今の時点では気にせず、後で修正しましょう。意味が理解できていれば問題ありません。

聞き取ったら、英文法の構造に誤りがないか確認し、問題なければテキストを確認します。誤った部分や聞き取れない部分があれば、もう一度CDを聞いてください。

ディクテーションは継続的に繰り返すことが重要です。難しすぎる教材は使わずに、自分のレベルに合ったものを選ぶことも大切です。

ディクテーションを行う際には、70%程度の内容が聞き取れるCDなどを選ぶことが重要なポイントです。この程度の聞き取りができる教材なら、学習が苦痛にならず、スキルの向上が最も速いでしょう。

自分にとって難しすぎる教材で学習することは、あまり効果的ではありません。少し難しいと感じる程度のレベルを選択しましょう。そのレベルの音声をスムーズに書き写せるようになったら、少し難易度の高いものに挑戦しても大丈夫でしょう。

おすすめの教材は?

ディクテーションでは、選択する教材は難易度に合わせれば何でもいいですが、自分が持っている教材を使用するのが最適です。

例えば、TOEICの対策をしたいならTOEICの問題集を、ビジネス英語を学習中ならビジネス英語のフレーズ集を使用するとよいでしょう。勉強目的と教材の内容を合わせることが重要ですが、特に気にする必要はありません。

ディクテーションと音読を組み合わせて日常会話表現を学ぶワークブックもおすすめです。フレーズごとの文章が短いため、取り組みやすく、ディクテーションの訓練に慣れていくのに役立ちます。

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