小学校での英語授業が始まったため、英語教育の一環として英会話教室へ子どもを通わせる保護者の方が増えているようです。英会話教室に通う必要は本当にあるのでしょうか。
小学生と英会話教室
小学生のうちから本格的に英語の学習を始めようと、英会話教室に通わせるケースがあります。英語の塾ではなく、英会話教室に通うメリットとデメリットについて紹介していきます。
家庭によって様々なケースがありますので、基本的な比較だけになりますが、参考にしてください。
英会話教室のメリット
- 充実した教材
- 正しい英語の発音
- 英語の資格試験に対応
・充実した教材
何十年と続いている英会話教室には長年のノウハウが蓄積されているので、子どもが楽しんで学習できるよう、小学校よりも教材やカリキュラムが充実しています。
最新の教育理論を取り入れ、より効率的に学習できるよう研究している教室もあります。
・正しい英語の発音
英会話では、自分の話す英語が外国の人に正しく聞き取って貰えるのか不安になるものです。英会話学校では生徒一人一人の発音が正しいかを確認してくれますから、外国の人と話すときにも安心感があるでしょう。
・英語の資格試験に対応
英検など英語の資格試験に対応したコースもあるので、資格取得によってより自信をつけることができます。
英会話教室のデメリット
- 費用が高額
- 学習時間が短い
- 教室までの移動時間
・費用が高額
英会話教室に通う費用は教室によってバラツキがあるものの、年間10万円ていどは必要になるようです。市販の書籍を購入すれば高くても1万円ほど、通信教育でも数万円ほどなので、費用は高額になってしまいます。
・学習時間が短い
ほとんどの英会話教室では、週一回60分の授業が行われているようです。授業時間としては短すぎますし、家庭での学習プログラムも組まれているか確認が必要ですね。
また、1教室あたりの生徒数が多いと自分が話す時間が少なくなるので、どのような授業が行われているのか、体験教室などを受けてみるのもいいですね。
・教室までの移動時間
家庭によっては英会話教室まで電車やバスを乗り継いでといったケースもあるでしょう。教室までの移動時間が長ければ、他の教科の学習時間の確保、自由な時間が取りにくいなど、子どもにも負担がかかります。
まとめ
英会話の上達は、普段からどれだけ英語を話しているかによって決まります。英会話教室に通うのが本当にいいことなのか、他の学習方法とも比較して、子どもさんとも話し合ったうえで決めるのが理想的です。
お父さんお母さんも英語を基礎からやり直したいのなら次の記事もどうぞ。