英語で考える力が付く

英語日記については、効果があるという人と効果が感じられないという人がいます。

効果が感じられないという人は、短期間で英語力が伸びると勘違いして、おそらく長続きしなかったのが原因だと思います。

言語というのは、目で見て耳で聞いて口で発音して手で紙に書くものです。英語学習を一種のスポーツに例える人がいるくらい、全身を使う必要があるんですね。

日本語の日記や作文が苦手な人はたくさんいると思いますが、その理由は数をこなしていないからです。数をこなせば文章の書き出しはこうしようとか、長くなる文章なら起承転結をどう組み立てようかなどを始めに考えてから書き出します。

英語日記もコレと同じことで、始めから立派な英文が書ける人はほとんどいません。

毎日続けることで英単語を覚えたり英語の表現を覚えたりと、少しずつ経験が蓄積されてきます。

例えば daughter という英単語。初めてこの単語をみてスラスラと書けた人はいないはずです。ドウターと発音するのになんで g が入ってるんだよとか、ブツブツ文句を言いながら何回も書いて覚えた人も多いのではないでしょうか。

しかし何回も紙に書くうちに、体が動きを覚えてしまってスラスラ書けるようになったはずです。

少し長い文でもこれと同じで、文章を書くときに日本語ではなく英語で考えて手が動き出すようになります。

どれくらい続ければこのような効果が感じられるかは、英語日記を書く時間や今のレベルによっても異なります。しかし、3ヶ月も続ければ、どんな人でもスラスラ書ける文章はあるはずです。

今日食べたお昼ご飯だとか天気の表現といった簡単なことでも必ず効果を確認できるはずですから、まず1日1分を英語日記に使ってみませんか。

タイトルとURLをコピーしました