「a」と「the」について

英語を学習していくなかで悩むことが多いのことのひとつに、名詞に「a」をつけるか「the」をつけるか、あるいはつけなくていいのか、といったことがあります。

これは、わたしも英語を極めたわけではいので、正確なことは言えないのですが、一定のルールはあるので、それをお伝えしたいと思います。

「a」は「一つ」の意味もありますが、いくつか持っていて、そのうちの一つといった意味もあります。

This is a pen.=これはペンです。

これは典型的な例ですね。

「これは一本のペンです」ではありません。ペンを一本しか持っていない人は少ないでしょうが、「いくつか持っているペンのうちの一本です」みたいな意味です。

同じような意味で、

He is my friend.=彼は、たった一人しかいない私の友達です。

He is one of my friends.=彼は何人かいるうちの私の友達の一人です。

friends と複数形になっていることに気をつけてください。

This is the pen.=これがペンです。

何かを象徴するようなニュアンスを持たせる意味がありますね。例えば新発売されるペンとか、何かの事件に使われたペンといった使い方です。

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イギリスのロックバンド「ビートルズ」は日本でも有名ですが、正式なバンド名が「The Beatles」だと知っている人は少ないかも知れません。

「The」は「特別な」といった意味も持っています。ビートル=カブト虫は生命力の強い昆虫として知られていますが、そのなかでも「私たちは特別な存在だ」といった自信の表れですね。

この例からも分かるように、「The」は名詞の前にあればいいというものではありません。名詞の前に「The」がつくのは、聞き手や読み手に「その名詞がどのようなものか理解されている」ことが前提になります。

「a」をつけることで、とんでもない勘違いをされることもあります。

I ate a beaf, yesterday.

日本人なら、「ああ、昨日は牛肉を食べたんだな」と思ってくれますが、外人さんが読むと「えっ、牛を一頭食べたの」って驚かれます。

逆に「a」をつけないと違う意味になることもあります。

man は男性と中学校では教えてくれますが、man は「人類」の意味を持っています。

a man speaking.は一人の男性が話しているですが、
man speaking. は、人類が話しているになります。

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