聴話読書のバランスが大切

聴話読書とは文字通り、聴く・話す・読む・書くのことです。新しい言語を効率よく学ぶ順序として、一般的に知られています。赤ちゃんがその国の言葉を覚える順序ですね。

赤ちゃんは人生経験もなく「バブー」としか言えませんが、私たちは今までの人生経験もあります。聴話読書のバランスを重視した英語の学習をしたほうが効果的です。

バランスが大切といっても、どのような学習方法をしたらいいのか・・・

英語日記を続けるにしても、基本的な英単語や英文法を知らなくては長続きしません。毎日、お天気や食事のことばかり書いていても、英語が上達しないのは当たり前ですよね。

英語日記から始めるといっても、英語を書くための基礎力が必要なことはお分かりになると思います。では、英語日記を長続きさせるにはライティングの勉強を始めたらいいのかというと・・・

意外に思われるかも知れませんがリスニングから始めるのが一番効率的です。

小学生のころにテレビやラジオで繰り返し聞いた、好きな歌手の歌を今でも覚えているように、耳から聞いた言葉は覚えやすく時間がたっても忘れにくいものです。リスニングの学習に使う素材もこれと同じで、あれこれと手を出さずに、これと決めたものを徹底的に使ったほうが効率的です。

インターネットからも無料のリスニング素材をダウンロードできますが、販売されている教材のサンプル版のような位置づけで、十分な量が用意されていなかったり、対象レベルが不明確だったりと、英語初心者がリスニング力をつけるために適したものを探すのは難しいと思います。

『とにかく英語に慣れるために、アメリカのABCやCBSの最新ニュースを毎日ダウンロードして聞こう』といわれる方もいらっしゃいますが、英語初心者にはこの方法は向いていません。意味が分からず、逆に英語を聞くのも嫌になるはずです(私がそうでしたから)。

私の経験からも、コストはかかりますが、学習者のレベル別に体系的に作られた教材を購入したほうが、はるかに効率的に学習を進めることができます。

まずは教材を繰り返し聞き取り、後からテキストで意味を確認する。英語の意味が分かったところで、大きな声でモデルと同じように話す。最後に英語を聞きながら、紙に英語を書き取る。この繰り返しが一番知識として定着しやすい方法だと思っています。

英語の勉強では、地道に知識を蓄えていくのが一番の近道です。「いろんな本や教材を試したけど長続きしなかった」、こんな経験を持っている人も多いでしょう。

楽しみながら、英語の学習が長続きできれば最高ですよね。

私もいろんな教材に手を出した一人ですが(笑)、アカデミー出版のイングリッシュアドベンチャー 『家出のドリッピー』 だけは違いました

この教材を選んだ理由は、

  • シドニー・シェルダンさんの小説は何冊か読んだことがあり、これも面白いに違いないと思ったこと。
  • 毎月一章ずつ教材が送られてくるので、無理なく続けられるだろうと思ったこと。
  • 10日間の試聴制度があること。
  • 面白くなければ途中脱会もできること。

こんな理由で、取りあえず 『初級コース・家出のドリッピー』 を申し込みました。

教材が届いてからはコースの進め方にざっと目を通して、早速リスニング開始。 話すスピードは 「若干遅いかな」 といった感じですが、スピード感のあるストーリー部分では少し速くなります。

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当時から少しくらいの英会話は出来ていたので、中級コースを申し込もうと思ってたのですが、リスニングに不安があったので初級コースを選びました。

でも実際に聞いてみると 「初級コース」 でも聞き取れない部分がありました。理由は、知っている単語量の少なさと、頭の中で 「英和」 に変換するクセが抜けていなかったことです。

リスニングのほとんどは通勤時間を利用して、夜はテキストを集中的に勉強してましたが、何回も聞いているうちに聞き取れる単語も増えてきました。

さて、視聴期間も迫ってきたのですが・・・

第一章から、いきなり 「危うしドリッピー!!」 で 「つづく」 なので、そのまま継続です(笑)。

私は洋画を観るのが好きなので、毎週のようにレンタルビデオを借りてきてたんですが、 『家出のドリッピー』 を聞き続けて、新しい単語や熟語に慣れてくると、聞き取れるセリフは確実に増えてきました。

聞き取ろうとしなくても、「自然と耳に残る」、といったほうが正しいかもしれません。

「オーソン・ウェルズさんの声だけを聞き続けても、他の人がしゃべる言葉は聞き取れないんじゃないかな?」

始めはそんな風に考えていたんですが、発音は同じなので (当たり前だけど) 誰がしゃべっても聞き取ることができるんですね。

コメディ映画じゃないのに、ニヤニヤしながら観てる姿はちょっと怪しいですが・・・

家出のドリッピーを聞き始めて感じたのは、このシリーズには原則として和訳がついていないことが英語学習に最適なのではないかと思います。もちろん重要な箇所についての文法などを解説したテキストは付属しています。

全ての和訳が欲しい人は申し込みすれば、全ての和訳を毎月送ってくれますが、オススメはできません。理由は、この講座がストーリーとして構成されているので、知らない単語であっても推測ができるからです。

何度も聞いたり読んだりしているうちに、「ここはこの意味しかありえない」とピーンときた経験はありませんか。このようにして覚えた英単語は忘れないものです。和訳ではなく、英語として理解した瞬間です。

イングリッシュアドベンチャーを続けていると、自然と単語力や文法が身につき、洋画やドラマも今まで以上に楽しめるようになりました。

家出のドリッピーの話に戻りますが、今から振り返ってみると、「ちょっとやさしすぎるかな?」 くらいだったのが最後まで続けられた一番の理由だったと思います。

テキストの説明もていねいで、内容を理解しているかどうかのテストもありますから、リスニングだけではなくライティングの練習にもなります。1年間12章を終了すると、1~12章までがペーパーバック風に製本して送られてきますから、多読・速読用の教材としても使えます。

『初級コース・家出のドリッピー』 が終了すると、『初中級コース・コインの冒険』 へと続きます。コインの冒険では登場人物も多くなるので、俳優さんのクセみたいなものが出てきますが、家出のドリッピーを1年間聞き続けていたので基礎力がついてきたのか、スムーズに聞き取ることができました。

時間のかかる英語学習方法ですから、『一週間でペラペラになりたい』 人には向いていませんが、確実に中級クラスを狙うのなら取り組んでみる価値はあります。

10日間のお試し制度がありますから、ちょっと自分には合わないかな?と思ったら返品できるので安心です。

『家出のドリッピー』 は、何から始めたらいいのか迷っている英語初心者が、手始めに取り組むには格好の教材だと思います。10日間の無料視聴制度があるので、とりあえず自分に合っているか確認してみてはいかがでしょうか。

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