モデルの声と聞き比べる

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英語の音読がスムーズにできるようになったら、モデルの声と自分の声を聞き比べてみましょう。音読では一番重要なポイントですから、飛ばさずに練習してみてください。

ポイントは、各単語の発音が正しいか、全体のイントネーションが正しいかに注意します。英単語が5つくらいの短い文章なら、モデルに近い読み方ができているかもしれませんが、単語の数が増えてくると「何となく違うな」と感じる部分が出てくるかも知れません。

これが、英語独特のリズムです。外人さんが話す日本語を聞いていると、各単語はちゃんと聞き取れるんだけど、イントネーション(抑揚)がおかしいので聞きづらいといった経験があると思います。

これは、母国語のリズムで日本語を話しているので、日本人からすると非常に聞き取りづらく感じるのですね。逆に私たちが正しい発音、正しいアクセントで英語を話すことができれば、外国人にも聞き取りやすい英語を話せるということです。

何度も聴いて、何度も口に出す。これを繰り返していけば、必ず通じる英語を話すことができるようになります。

自分の声を録音するには、Windows パソコンであれば、標準でついてくるサウンドレコーダーを使えますけど、録音できる時間が1分しかないので「ぽけっとれこーだー」を使うほうが、時間を気にせずに音読に集中できます。

ぽけっとれこーだーのダウンロード(Vector)


左端の「preo」を開くとソフトが使えます。


右にあるをクリックすると録音開始です。


録音中です。録音が終わったら■をクリックします。


左の黒三角をクリックすると再生されます。


一時停止は中央のボタンです。

使い方としては、モデルの声を1センテンス聴いたら自分の声を聴いて「一時停止」を繰り返していきます。聞き比べてアクセントが違うなと感じたら、アクセントの強い部分をテキストにチェックしていくのがいいと思います。

自分の話し方のクセは少しの訓練では直らないので、テキストのチェックを参考にしながら音読して修正していきましょう。

録音する準備

自分の声を録音したりモデルとの違いを聴き比べたりと、手元が忙しくなる練習なのでヘッドセットを1台用意しておいたほうが便利です。

ヘッドセットを選ぶポイントは、両耳タイプでUSB接続ができる機種を選ぶことです。私もマイクだけを買ったり、オーディオ端子のものを買ったり、安い片耳タイプを買ったりしましたが、一番シックリくるのがこのタイプです。

両耳タイプの方が頭の上で安定しますし、ステレオ録音された教材なら臨場感があります。USB接続は配線が1本しかないので、オーディオ端子のようにコネクタの種類を確認する手間もいりません。

洋画のDVDを観るのにも使えますし、将来的に Skype で英会話のオンラインレッスンを受けるような場面でも十分に役立つと思います。

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