大声と感情がキモ

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英語を日本語ではなく、英語として理解するのに大切なのがスピーキングです。英語を聞いているだけでは、いつまでたっても上達しません。

「只管朗読(しかんろうどく)」(ただひたすらろうどく、とも言われます)で有名な、国弘正雄さんの英語勉強法を知ったのは高校一年のときでした。

中学時代は参考書や問題集を「ただひたすら」やっていたのですが、40点以上の点数を取ったことがありませんでした(笑)。

単語は必死で覚えたし、文法の勉強もした。

でも、テストでは散々な点数。

この原因が分かったのは、「只管朗読」を実践してからです。

もう何十年か前のことなので詳しくは覚えていませんが、偶然見つけた本に国弘正雄氏の薦める「只管朗読」のことが書かれていました。

「英語の勉強は、とにかく朗読するに限る」、確かこんなことが書かれていました。とにかく繰り返し話すことで、文法や規則などにとらわれない英語の心が分かるといった内容だったように思います。

さらに、「部屋の隅に立って、部屋の反対側に好きな外国のタレントが立っていると思って、その人に聞こえるように大きな声で本を読みなさい」と書いてありました。

「繰り返し話すだけなら簡単だっ」、自分の勉強法では良い点数が取れないのは分かっていたので、単純にそう考えてやってみました。本の内容を全部読んだわけではなく、その簡単さが気に入っただけです(笑)。

「同じ部屋に好きなタレントがいる」そう信じてやっていれば、気持ちを込めて大声で教科書を丸暗記するのは、そんなに苦労しなかったです。

学校のテストでは「書く」ことしか出題されないので、暗記した文章をノートに書き出して、間違いがないか教科書と比べました。覚えにくい単語は、声に出しながらノート1ページ分に「ただひたすら」書き続けたこともありました。

「さあ、勉強の成果は!?」と学校のテストに挑んだところ、答えが分かるんです。考えるというより、勝手に分かるといった感じです。

単語の穴埋め、四択問題などなど、問題を見ただけで勝手に答えが出てくる感覚は、今でもハッキリ覚えています。

英語の勉強では、「話す」ことの大切さを教えられたエピソードです。

そのテストの点数ですか?

もちろん80点以上でした。「うわ~いきなり2倍以上だ~」って大喜びしました(笑)。もちろん、それ以降も、この勉強方法で高得点を続けたのは、いうまでもありません。


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