英語の学習は新しいことを頭に詰め込むことも大切ですが、知ってることを繰り返し口にするのも大切です。
英語は繰り返しが大切
英語の学習には知ってる英語を繰り返して口に出すことが大切です。私が英語の学習に音読をすすめている理由でもあります。
誰でも簡単にできる
別の記事でも書きましたが、私が音読に出会ったのは高校1年生のときでした。中学生の教科書を繰り返し音読するという、その手軽さから始めただけなのに驚くほどの効果がありました。
もちろん高校でも英語の授業はあるので新しいことも学習しましたが、中学の教科書を音読する時間のほうが圧倒的に長かったです。
語学は学習を続けないと上達しないので、誰でも簡単にできる方法が一番いいんです。簡単だから続けやすい。これが一番重要だと思います。
考えなくても英語が出てくる
これも音読を続けていて驚いたことですが。学校のテストでは、考えるとか思い出すといったことをしなくても、勝手に答えがわかってしまったんですね。
つまり、英語の回路が出来上がったということです。もっとも今まで学んだ範囲だけですけど。
Good morning や Thank you は、小学生でも考えることなく話すことができます(発音は別にして)。これは何回も何十回も口に出した言葉だから、考えなくても英語で話しているわけです。
腕立て伏せや腹筋の運動でも同じです。最初10回がきつかったとしても、毎日続けていれば筋肉がついて20回でも楽になります。英語の学習も同じで、簡単なことを繰り返せば、それだけ頭の負荷が軽くなるんだと思います。
最初は単語の発音を気にしながら音読していたのに、あとになると口が勝手に動いてくれるようになります。発音が難しい英単語も簡単に口が動きます。これも繰り返しの効果の一つです。
新しいこともすぐ覚えられる
すでに知っている英語がスラスラと話せるようになれば、新しいことを学習するのも楽になります。新しく学習したことを一度で覚えられ、ちゃんと理解もしてるので忘れにくくなります。
on the beach も in the park も、日本語ではそれぞれ「ビーチで」、「公園で」、となりますが、英語では前置詞が変わります。その理由を英語として理解していれば、どの前置詞が来るか考えなくてもわかるようになります。
バランスが大切
英会話レベルを上げるには新しいことを覚えることが必要です。しかし続かなければ意味がありません。今まで知ってることを繰り返すほうが簡単で続けられます。
それぞれのバランスを考えて、無理のない学習をしたほうが結果的に効果が高いこともあります。