洋画やドラマのDVDで、生きた英語を学ぼう。こんなことを考えて、使えそうな表現を勉強していた時期がありました。
ところが、やみくもに覚えても、意外な失敗をすることがあります。
例えば、「catch ya later (catch you later)」(キャッチャレイター=「後でね」みたいな表現)ロイ・シャイダー主演のブルーサンダーや、ダスティン・ホフマン主演のクレイマークレイマなどで使われていました。
これ何となくカッコいいと思って、英会話教室に何年か通っている友達に話したところ、「何それ?」って言われたので、「こんな場面で使うんだよ」って教えてあげました。
アメリカ人と話す機会があったので、「英会話教室に通ってても、こんな簡単な表現も習わないんですね。やっぱり生きた英語は洋画に限りますよ」って得意げに話したところ、「catch you laterはドラマや映画で使う言葉で、日常会話では使わないよ」って言われました。使ったとしても、特に親しい人に使う程度だそうです。
もう、赤面状態です(笑)。
洋画で英語学習するには、こんなことにも気をつけなければいけません。
友達同士の会話には使えても、目上の人には使えない表現もありますから、洋画やドラマで英語学習をするなら、その映画をちゃんと解説してくれる教材で勉強するほうが無難ですね。
アメリカで放送されているドラマを使った教材などもいくつか発売されていますが、一話のストーリーが長すぎるので集中した学習ができずに結局本棚に並んでいるだけ(笑)といったことがありました。英語伝で発売されている字幕なしで英語ドラマを見るDVD教材はニューヨークを舞台にして様々な人の生活から英会話を学習する点は同じですが、一話が3分程度と短いので取り組みやすい教材です。
教材の対象者はTOEIC250点からとなっていますから、英文スクリプトをONにしてDVDをみれば中学卒業レベルの英語力でもある程度は理解できるはずです。ドラマの背景を説明した説明と、内容を理解できているかのワークブックもついているので理解度の確認もできます。
ドラマのほうが表情やゼスチャーなども分かるし、何より楽しみながら英語学習できると考えている人であれば、ピッタリの教材になるでしょう。
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