海外旅行では英会話に困ったことがないのに、日常会話では言いたいことが口に出てこないことがある。こんな人も多いのではないでしょうか。
旅行英語が話せる理由
国内旅行でも同じだと思うのですが、旅行先で話す内容は大体同じなのが原因の一つだと思います。
〇〇(観光名所)にはどう行ったら早いですか。ここは何の食べ物が名物ですか、など話す内容は変わらないですよね。
相手の話す内容が変わるだけなので、それを聞き取れればいいだけです。
日常英会話が話せない理由
ところが日常会話では事情が変わってきます。趣味やスポーツ、日々のニュースなど様々な話題が飛び交います。
当然、出てくる英単語の使い方が変わってきたりしますし、熟語も違うことでしょう。
FOX News Radioを聴いていても、スポーツや日本のニュースで知っている話題は簡単に聴けますが、まったく知らない話題は耳に神経を集めないと聞き取れなかったりします。
こんな点が日常会話と旅行会話の違いですね。
試してびっくり英会話上達
日常会話を上達させたいのなら、英会話スクールに通うのも一つの方法ですが、独学で上達する方法もあります。
ネットには無料で使える便利なツールがあるので、それを利用させてもらいましょう。
- chatGPTを使った疑似英会話
- Google翻訳と比べてみる
- 文法も理解する
・chatGPTを使った疑似英会話
最近なにかと話題に出てくるchatGPTがそれです。
教育界では先生がいらなくなるんぢゃと騒がれたりしていますが、使い方によってはそれくらいの効果が期待できます。
コンビニに行ってタブレットのデータを印刷したいとします。chatGPTに質問してみると、
User:「あのコピー機はタブレットのデータを印刷できますか」を、英語に訳してください。
ChatGPT: “Can that photocopier print data from a tablet?”
「あのコピー機は」を「あのコピー機で」に替えてみます。
User:「あのコピー機でタブレットのデータを印刷できますか」を、英語に訳してください。
ChatGPT: “Can I print data from a tablet on that photocopier?”
主語が変わったので英語の表現も変わりましたね。
例えば自分の考えた英文が正しいかを質問してみましょう。間違った英文で試してみますね。
User: “Does that copier can print tablet data.”は、どこが英文法として間違っていますか。
chatGPT: “Does that copier can print tablet data.” は、英語の文法ルールに従っている一般的な肯定文の形式ですが、通常の疑問文としては誤っています。英語の疑問文は通常、動詞と助動詞の位置を入れ替える必要があります。正しい疑問文の形式は次の通りです。
“Can that copier print tablet data?”
となりました。間違った箇所を親切に教えてくれるので、テストで×を付けられるだけの学習方法より一歩進んでいると思いませんか。
・Google翻訳と比べてみる
古くからあるネットの翻訳機能にGoogle翻訳があります。一度や二度は使ったことがあるのではないでしょうか。
アルゴリズムが改善されたようで、最近は長文でも正しい翻訳ができるようになりました。
同じ文をこちらにも入れてみて、どのような違いがあるのか、どうして違いがあるのかを考えてみるのもいい練習になると思います。
Google翻訳の利点は音声機能があることですから、音声で英文を確認するのも忘れないでください。
・文法も理解する
英語の学習は英文法に戻ってきます。手元にある文法書でも確認して、ノートに書き出してください。
手で書いて自分の文字で確認すると頭に入りやすくなります。
まとめ
英会話の教材は本屋さんやネットでたくさん見つけることができます。
自分の生活に合わせて文章を書き換え、ChatGPTとGoole翻訳を使って学習してみましょう。
日常生活での英会話で幅が出てくることに驚きますよ。